車両系自動車学校を徹底分析|自動車学校検索サイト

高所作業車技能講習で免許を取得するための法令や試験について
高所作業車技能講習全国の車両系自動車学校では様々な技能講習を実施しています。その種類を一覧にしました。


高所作業車とは、高所における工事、点検、補修等の作業を効率的に、かつ、安全に行うことを目的として開発された機械で、昇降装置により昇降する機械のうち動力を有し、かつ、不特定の場所へ自走することができるものである。

高さや位置が変化する作業、機動性が必要な高所作業等において、脚立、組立て足場等による作業では、その作業性、安全性、経済性等に問題があった。

これらの問題点を解決し、高所での作業を効率的にかつ安全に行うために、作業の目的及び用途に合わせ、作業箇所への移動・接近(上下左右等)と作業を容易にする目的で開発されたものが高所作業車である。我が国においては、1965年に現在の高所作業車の初期型が開発された。当初は電力業界の配線工事に使用され、作業の効率化とともに安全性の面から急速に普及して行った。

1970年代に入って、通信工事用高所作業車が開発され、その後、建設工事の塗装工事や工場施設の保守,点検作業等に広く使用されるようになった。

1980年代に入って、建設業界において高所作業車を用いた無足場工法が採用されたことにより、高所作業車は一段と普及し、工事の工期短縮、作業性及び安全性の向上等を図ることができた。


第1条〈強度等〉
労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)第13条第3項第三十四号に掲げる高所作業車(以下「高所作業車」という。)の原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦装置、制動装置及び作業装置は、次に定めるところに適合するものでなけれぱならない。

一 使用の目的に適応した必要な強度を有するものであること。
二 著しい損傷、摩耗、変形又は腐食のないものであること。

第2条〈安定度〉
作業床が接地面に対し垂直にのみ上昇し、又は下降する構造の高所作業車(以下「垂直昇降型の高所作業車」という。)は、次の状態において、5度まで傾けても転倒しない前後及び左右の安定度を有するものでなければならない。

一 高所作業車の安定に関し最も不利となる状態
二 積載荷重(労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第194条の16に規定する
積載荷重をいう。以下同じ。)に相当する荷重をかけた状態
三 水平かつ堅固な面の上にある状態
四 アウトリガ一を有する高所作業車にあっては、当該アウトリガ一を使用した状態
2 前項の安定度は、計算によって算定しても差し支えない。

第3条
高所作業車(垂直昇降型の高所作業車を除く。)は、当該高所作業車の転倒支点における安定モーメン卜の値をその転倒支点における転倒モーメントの値で除して得た値が1.3以上である前後及び左右の安定度を有するものでなければならない。
2 前項に規定する安定度の計算は、当該高所作業車が前条第1項各号に掲げる状態にある
のとして行うものとする。

第4条
高所作業車は、次の状態において、水平かつ堅固な面の上で30度まで傾けても転倒しない左右の安定度を有するものでなければならない。

一 無負荷状態(原動機及び燃料装置に燃料、令却水等の全量を搭載し、及び当該高所作業車の目的とする用途に必要な設備、装置等を取り付けた状態をいう。以下同じ。)にあること。
二 垂直昇降型の高所作業車にあっては作業床を最低降下位置に置き、垂直昇降型の高所作業車以外の高所作業車にあってはブームを格納すること。
2 前項の安定度は、計算によって算定しても差し支えない。

第5条<走行用制動装置等>
高所作業車(油圧又は空気圧を動力として用いる高所作業車で、油圧又は空気圧回路中に制動用のバルブ、レギュレータ等を備えているものを除く。第3項(において同じ。)は、走行を制動し、及び停止の状態を保持するための制動装置を備えているものでなければならない。


走行移動時の留意事項
高所作業車を走行して移動させる際には、次の事頃に留意する。
① 事前に走行路の路面、障害となる物などの状況を確認すること。
② 高所作業車ごとに定められた搬送姿勢で走行すること。
③ 狭い道路での方向転換は、作業床の接触事故に注意すること
④ 誘導者を配置する場合は、あらかじめ合図を定めておくこと。
⑤ 場内では、誘導員の合図に従い、安全を確認し、定められた速度を順守して走行すること。
⑥ 作業装置を格納し、作業者を作業床から降ろして走行すること。



高所作業車運転技能講習規程(抄)

技能講習のうち学科講習は、次の表の上欄に掲げる講習科目に応じそれぞれ、同表の
中欄に掲げる範囲について同表の下欄に掲げる講習時間により、教本等必要な教材を用い
て行うものとする。

作業に関する装置の 構造及び取扱いの方 法に関する知識
高所作業車の種類及び 用途作業装置及び作業に関する附属装置の構造及び取扱いの方法 5時間
原動機に関する知識 内燃機関の構造及び取扱いの方法動力伝達装置及び走行装置 の種類 3時間
運転に必要な一般的 事項に関する知識 高所作業車の運転に必要な力学感電による危険性 2時間
関係法令 労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規 則中の関係条項 1時間 


2技能講習のうち実技講習は、次の表の上欄に掲げる講習科目に応じ、同表の中欄に掲げ
る範囲について同表の下欄に掲げる講習時間により行うものとする。

作業のための装置の操作 基本操作 定められた方法による作業床の昇降等 6時間



第4条〈修了試験〉
技能講習においては、修了試験を行うものとする。
2 修了試験は、学科試験及び実技試験とする。
3 学科試験は、技能講習のうち学科講習の科目について、筆記試験又は口述試験によって行う。
4 実技試験は、技能請習のうち実技講習の科目について行う。
5 前3項に定めるもののほか、修了試験の実施について必要な事項は、厚生労働省労働基準局長の定めるところによる。
この記事を見た人は、一緒にこんな記事も読んでいます!